ベトナム屈指のリゾート、「アジアのハワイ」との呼び声高いニャチャンは、ビーチだけでなく泥温泉(マッドスパ)も有名です。
なにしろエステと違ってお風呂だから「全身」に効果があります、「全身」に。
お手軽料金ながら、お肌がスベスベになるマッドスパを2ヶ所で楽しんできました!
比べてみます。
目次
ニャチャンの場所
ニャチャンは南のホーチミン寄りですが、乗り換えのロスが少ない、北のハノイ経由で行きました!
ニャチャンの泥んこ美容 マッドスパ

ちょっと意外ですが、ベトナムにも温泉があります。そしてマッドスパと呼ばれる泥の温泉が!
マッドはmad(狂ってる)ではなくmud(泥)ですよー。(知っとるわ)
ニャチャンには、有名どころのマッドスパが3か所あります。そのうち、私が行ったのは2か所。
「アイリゾート」と「タップバー温泉」です。
ちなみに、今回行かなかったワンハンドレッドエッグは、市街の南側です。どちらかというとカムラン空港方面にあります。
ずいぶん前に、友達と日本国内某所で、泥温泉に入りました。
山間の露天風呂で、あんまりキレイじゃなかったんですよね。
泥質は良かったのかもしれないけど、湯から腕を出すと、誰のかわからない髪の毛がついてきたりして。
ウギャ!(今はキレイになってることを願う!)

案内される浴槽は空っぽ。使うたびに洗ってくれるので清潔!
係の人がコックをひねると、ダダダダッと驚く勢いで泥湯が降下!あっという間に浴槽いっぱいに泥が溜まります。
これは良いです!!!
アイリゾートとタップバー温泉 徹底比較!
アイリゾート | タップバー温泉 | |
シェラトンからの所要時間(タクシー) | 25分 | 20分 |
料金* | 350,000ドン (1,750円) |
350,000ドン (1,750円) |
泥風呂 | 〇 | ◎ |
更衣室 | 〇 | △ |
貴重品管理 | ◎ | △ |
ハーブバス | 〇 | ◎ |
ハイドロセラピー | △ | △ |
プール | ◎ | △ |
レンタル水着 | △ | 〇 |
ツアー利用 | △ | 〇 |
営業時間 | 07:00-20:00 |
07:30-18:30 (コースによる) |
*料金は、私が実際払った額ではなく「貸切泥風呂+ハーブバス+プール」が入った最低料金です。(ざっくり為替レート1,000ドン=5円で計算しています)
ひとつずつ、見ていきましょう!
アクセス

アイリゾートもタップバーも、市内から歩いていける場所ではありません。どちらもタクシー利用が必須。
地図の海沿いにあるピンがシェラトン、真ん中のピンがタップバー、奥がアイリゾートです。
タップバーの方が少し近いです。
更衣室
貴重品管理
アイリゾートは貴重品を預けるカウンターあり。原始的なシステムながらも、しっかりした体制。
タップバーはロッカーのみ。(もしかしたら受付のカウンターで預けられたのかな?)
泥風呂

メインの泥風呂で対決すると、泥の質は圧倒的にタップバーの方が良いです。泥が濃い!
オレンジジュースで言えば、果汁100%と50%くらいの違いです。
ハーブミネラルバス

ハーブミネラルバスも、タップバーの方が気持ちよかったです。
アイリゾートのハーブバスは湯温が高めで、のんびりダラダラする感じではありませんでした。(好みの問題ですが)
涼しい季節ならアイリゾートの湯温が気持ちいいかも!
ハイドロセラピー
高い水圧の温泉水シャワーを浴びることを、ニャチャンでは「ハイドロセラピー」と呼ぶらしいです。
しかもメニューの時間が書いてないマッサージはコレだったりする。ファウンテンマッサージとか。
アイリゾートのハイドロセラピーは水温が低く、低体温な私には冷たかったです。(ロシア人には大うけでした。)
規模も大きく、洞窟みたいな施設になっててプチ冒険気分なので、お子さんは喜びそう!
タップバーは、非常にシンプルな市営プールにありそうなシャワー(あ、でも横から出てくるシャワーです)。お湯だったところが◯。
プール
お子さんが「いやだ!帰らなーい!」と言いそうなプールです。
レンタル水着

タップバーは、ごく普通のタンキニ。可もなく不可もない。
アイリゾートは、タンキニ・・?水着というより水着素材のまんまタンクトップとショートパンツ。
しかも胸にパッドがついてないヤバイやつ!衝撃的。ある意味、サービスなのか?
ツアー利用
タップバーは、ベルトラで良さげなツアーがあります。半日観光+タップバー泥風呂+市内でマッサージの豪華3点セットです。
コミュニケーションにストレスを感じたくない人は日本語で済ませられるツアーの利用が便利ですね。
送迎も観光もマッサージもついてるし、私もベルトラのツアーで行こうと思ったのですが、思いついたのが前日。しめ切られていて断念!

一方のアイリゾート、シェラトンのツアーデスクのリストに案内がありました。
英語になりますが、往復の足を心配したくないならホテルに相談してみては?
泥温泉(マッドバス)にコレ持っていくとイイヨ!

ジップロック
スマホを入れるため(温泉内でスマホをいじるなら必要。)
ラッシュガード
ベトナムの紫外線は危険レベル。
泥風呂後のプールゾーンで過ごす時は、泥も落としきってるのでラッシュガードも汚れません。日焼け予防にぜひ。
自前の水着
レンタルが苦手なら自分の水着を持っていきましょう。
ただし、温泉を楽しんだ後、泥を落とすのが大変。ひと仕事、待ってます。
捨てちゃってもOKな水着があれば、持っていくと良いですね。
洗面道具
アホな私は2回ともメイク落としを忘れました。せっかく顔中、クレイパックができるのに!
アイリゾート、タップバーともにメイク落としなどアメニティはありませんでした。持参しましょう。
番外編 地元ベトナム人の泥健康法?

ふと気づくと夜明けのビーチは、沐浴するベトナム人でいっぱいです!
5時とかですよ!!!早すぎでしょ!
なんじゃこりゃ?と思いビーチに足を運んでみました。

中年夫婦がお互いのカラダに砂をペチャペチャぬりたくってます。仲が良いのね。
数人で、足を海に向かって投げ出し、座り込んでおしゃべりしながら泥をぬるおばちゃんたち。井戸端会議ならぬ波打ち際会議。

体操してる人も。みんな健康的すぎる!

こんな朝っぱらから、海に入ってる人もたくさんいるんです。

みんな、腰にライフジャケットみたいな腹巻(?)をつけて。あんなライジャケ見たことない。
浮き輪ならぬ「浮きベルト」。検索してみたけど、たぶん、日本にはないかも。
ベトナムのおばちゃんたちが使ってたのは、花柄だったりストライプだったり、個性爆発。定番商品に違いない。
中年の子供の支えられながら海につかる、デーハーな腹巻をつけた推定80歳のお母さん。
早起きベトナム人の健康習慣を垣間見た気分。なんともほほえましい風景でした。
結論!おすすめ泥温泉はこちら!

家族連れには、プールが充実したアイリゾート。
サラッとした泥温泉を、サラッと済ませてプールタイム!
プールといっても温泉なので入れば入るだけ体に良さげ。
親は交代で、プールサイドのビーチチェアでまどろんでましょう。
遊び疲れたら、売店やレストランでおやつタイム。
女子旅・カップルには、タップバー。
- なんといっても泥温泉の質がステキ!美容目的の女子におすすめ。
さらに塩分高めなので、体がプカプカ浮きます。このなんともいえない浮遊感、子供も喜ぶと思うけど、それ以上にカップルには、やばい。
泥といえば「泥仕合」とか「泥のなすりつけあい」とか良いイメージがないけど、タップバーは違う。
このヌルヌル感で、どうぞ愛を高めてください。(行けばわかる)
それぞれの詳細はこちらに!
アイリゾート
タップバー温泉