アンコールワットや遺跡を見に行ったら、カンボジアっぽいスパトリートメントも受けてみたいと思いませんか?
遺跡の街で、心も体もリラックスできるハーバルスチームサウナ「チュポン」に挑戦してきました。
ここでは、お手軽料金で楽しめるチュポンの魅力をご紹介します!
目次
チュポンとは?

チュポンはカンボジアの伝統医療を取り入れ、生ハーブをぜいたくに使ったスチームサウナです。
どうでもいいけど、チュポンっていう名前もカワイイです!
薄暗い密室にこもって、ハーブの香りに包まれてリラックス。
デトックス効果も期待できる女性のためのトリートメントです。
もともとは、産後の女性のケアだったそう。新陳代謝を活発にして、体内の老廃物を出してくれます。
アンコールワットのお膝元で、悠久の時に思いを馳せるリラックスメニューです。
ムディタ・スパ(Mudita Spa)でチュポンを満喫!
私が利用したのは、ボレイ・アンコール・リゾート&スパというホテルにあるムディタ・スパ。
クメール式スパが有名な老舗です。
繁華街パブストリートから車・トゥクトゥクで15分位の距離です。
ムディタ・スパには、暖めた竹筒を利用したマッサージなどソソられるメニューが目白押しでしたが、初志貫徹でチュポン(25分で25米ドル)を選びました。
カンボジアンな雰囲気にうっとり!

ホテル内にあるといっても宿泊棟とは建物が別。
プールサイドにリゾート感たっぷりの受付を擁するスパ&ジムエリアがありました。ゼイタクな気分です。

受付の人に案内されて、建物の2階へ。
ゆとりのあるウェイティングスペースでパッションフルーツ+はちみつ+砂糖+ライム+ジンジャーのお茶をいただきました。
さっぱりした甘みで、いくらでも飲めそうな爽やかティーでした。

最近、日本では人工甘味料を口にすることが多いから、はちみつや砂糖だけの甘さって、体に浸み込んでいく感覚がありますね。
お茶を飲みながら足湯です。ジャスミンの花がたくさん浮かぶぬるま湯で、ふわっとクレンジング。
ジャスミン大好きな私には、いい香りで気持ち良い。既に超リラックスモードです。

足を洗ってもらったら、いよいよチュポンルームへ移動です!
薄暗いテントでチュポンのスチーム攻撃に挑む!

個室が並ぶ外廊下を通って案内されたお部屋。
真ん中にベッドが鎮座し、奥にシャワールーム(青いタオルがかかってる方)とチュポンルーム(白い幕がぶら下がってる方)があります。
既にアヤシイ匂いが立ち込めワクワクをおさえられません!!
シャワーで体を洗い、となりのチュポンへタオルを巻いたまま、数歩移動。
使い捨ての下着(どうでも良いけど色は黒)も用意されていたけど使用せず。
チュポンは電気蒸し器みたいな鍋

チュポンコーナーは、上からターポリンみたいな重いビニールの幕が下がっていて、円柱テントみたいな感じ。
韓国のよもぎ蒸しよりも水分量が高めでテントの中は湿度95%状態。(個人の感想)
テントの中にタオルを敷いた小さいイスと床に置かれた蒸し器があります。よもぎ蒸しはイスの直下から蒸されますが、チュポンは違うようです。
このスパでは、電気の蒸し器でしたが、本来は素焼きの鍋を使うそうです。
入った瞬間は、たいしたことないかなと思っていたけど10分もいるとフワフワ感とともに暑くなってきました。
湿度が高いので息苦しいわけではないですが。
貧乏性なので、ハーブエキスを少しでもたくさん体に入れようと試みました。
思いっきり息を吸って・・・ショエー!
鼻の中が一気に熱くなってビックリ。
蒸し器から容赦なく蒸気が上がり、漂うハーブの香り。
かすかにジンジャー。
かすかにレモングラス。
他にも混じってるけど何か一つが突出するわけではなく、ケンカすることなくミックスされた香りに包まれます。
お世話に来てくれたセラピストさんに「何が入ってるの?」と聞いても「ジンジャー、かんきつ類とあとは・・・ちょっと」で終わり。ま、いろいろってことです。
このセラピストさん、時々「エクスキューズミー」といいながらテントの中に手をのばし、絶妙なタイミングで冷たいおしぼりや水を差しいれてくれます。
初チュポン後半戦!デトックス効果にやられる
チュポンの規定時間は25分だけど、15分で一度外に出て休憩しました。
部屋はエアコンが効いててホッと一息。数分、休んで後半戦に臨みましたとも!
暑いけど、自前の汗というよりハーブスチーム?体中、びしょびしょに濡れているけど、なめてもしょっぱくなかったです。
体中の穴という穴からハーブエキスが体にじょわじょわ浸み込んで行く感じです。
冷え性の改善、免疫力の向上、アンチエイジングとマルチに効果を発揮するらしい。ステキ!
薄暗い空間で一人きり。
複雑にからみあった香りに包まれて、体だけでなく心も癒されていきます。
魂までデトックス・・・
と、一人の世界に酔ったところで25分経過。終了です。(といっても声をかけにくるわけでもなく、自己申告)
もう一度シャワーを浴びてベッドに置いてあったお水をいただいて一息。
ひゃー、カラダがポカポカですよ!今の私、皮膚より心臓の方がハーブ臭がするかもって思う位、インナー・ハーブオンナに。。
ドアの外にセラピストさんが待っていて、誘導されたウェイティングルームでもう一度、お茶を入れてくれました。
とどめのデトックスと本日のまとめ

今度は、ショウガたっぷりのジンジャーティー。
しかも結構な高温。
暑いのに熱い飲み物。
シャワー浴びたばかりなのに、ますます汗が噴き出してくる。
とめどなく出てくる。
デトックス終わってなかった?!
これにて25ドルのトリートメント終了。
ここムディタ・スパは元々サービス料ゼロなんです。
チップは3ドル渡してきました。(え?少ない?でもマッサージとかしてくれるわけじゃないし、ほぼセルフサービスなんだもん)
この夜は、遺跡見学で歩いた上に、チュポンのデトックス攻撃。
もう、それはそれは良く眠りました。
チュポンは、基本、座ってるだけなので緊張感ゼロ。スパ初心者にもオススメですよー。
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